お坊さんからのお知らせ
勇猛精進日記

正楽院曼荼羅

2015年11月30日

画僧 牧宥恵氏が8年の歳月をかけて描いた「両界曼荼羅」1幅が縦4メートル横2.5メートルの「胎蔵曼荼羅」と「金剛界曼荼羅」の両部からなり、描かれた仏は1871体という大作。
当山本堂に奉納された曼荼羅の制作者、画僧 牧宥恵氏のWEBサイトで紹介されております。
画像は毎日新聞・和歌山版に連載しているコラム「宥恵の心のおき処」に使われている描きおろしイラスト。画僧 牧宥恵氏が肩に力をいれず描いたユニークな作品。

牧宥恵オフシャルサイト「西遊舎」はこちら

正楽院曼荼羅の紹介ページはこちら

高幡不動尊 萬燈会 たかはたもみじ灯路のお知らせ

2015年11月21日

11月22日、23日の2日間、高幡不動尊では萬燈会を奉修し、皆様の七難即滅・七福即生並びにご先祖様の追福菩提をお祈りする行事を行います。
尚両日とも午後六時から門前町一帯で、約2000個の置灯明が点灯され、「たかはたもみじ灯路」の幽玄な世界が現出されますのでお楽しみ下さい。
当山、正楽院住職、副住職共に出仕いたします。皆さまお誘い合せてご参加下さい。
・萬燈会(塔院)〈午後5時〉
・塔婆供養(五重塔前)〈午後5時30分〉

智山派 食作法

2015年11月13日

私たち真言宗智山派では食事を頂く前に食作法(じきさほう)という作法があります。
本日はこの智山派の食作法を紹介させて頂きます。

食前の偈
先、般若心経
次、一めには 功の多少を計り彼の来処を量るべし
次、二つには 己が徳行の全か欠か多か減かを計れ
次、三つには 心を防ぎ過を顕わすは三毒には過ぎず
次、四つには 正しく良薬を事とし形苦を済わんことを取れ
次、五つには 道業を成ぜんが為なり世報は意に非ず
次、上献三宝 中報四恩 下及六道 悉界飽満 若飯食事 当願衆生 禅悦為食 法喜充満
次、いただきます

食後の偈
先、若食飯己 当願衆生 所作皆便 具諸仏法
次、ごちそうさまでした

食欲の秋。食前食後にこういった作法をしてみてはいかがでしょうか?

小春日和

2015年11月05日

晩秋から初冬にかけて現れる穏やかな暖かい晴天。小春とは旧暦10月のことで太陽歴では11月から12月上旬にあたります。
厳しい冬を前に現れる温和な天気を喜んだことばで,アメリカ大陸やヨーロッパにも冬を前にしたこの時期の穏やかな晴天をインディアン・サマー老婦人の夏などと呼ぶことばがあるそうです。

阿閦如来のご真言
おん あきしゅびや うん

2015年11月04日

「短気は損気」。分かっていても、イライラしてしまうことがあるのがこの世の中で生きる私たちです。そんなとき、深呼吸をして、「怒り」を持たない仏さまである阿閦如来に祈りましょう。怒りによって一瞬忘れていた笑顔を取り戻すことができるでしょう。笑顔はすべてを幸せに導いてくれます。