2017年05月18日
人には信頼できる 二人の師が存在する
一つは仏教の教えそのもの 一つは人との交流 その中での学び
「師に二種あり。 一には法、二には人。」
大日経開題(大毘盧遮那)より
<解説>
私たちはこの世で日々、生活を営んでいます。真剣であればあるほど、毎日悩み、苦しめられます。いま自分の進んでいる道、目指している方向が正しいのか、間違っているのか、まるで暗闇の中にいるように、自分自身の位置がつかめず不安が募ります。すると心は次第に安定を失ってしまうでしょう。
だからこそ人は、何の不安もなく頼ることができる存在を求めるのだと思います。そして、その存在に気づくだけでも幸せなことです。おかげで私たちは背筋を伸ばし、視線を足元から明日へ向けることができます。その一つが、多くの人を救い続けている仏教の教えそのもの。そしてもう一つが人との交流です。
人との交流、つながりは摩擦を生み、結果人間関係に悩んだり苦しむこともあるでしょう。反面私たちは人からの親切や、思いやり、温かさに救われます。つまり人との交流は、実際に体験による学びを与えてくれます。だからこそ二人の信頼できる師と言われます。
2017年05月08日
温暖の候、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
多くの茶を点て人々を楽しませ永く使用した茶筅に感謝の誠を捧げたく存じ、併せてお添え釜を頂くことになりました。
閑古になられた茶筅をご持参になられ、お誘い合わせください。
日時:五月十四日(日)
午前十時 茶筅供養・お炊き上げ
午前十時十五分〜午後三時半 茶会
場所:正楽院
茶席
•濃茶(岱庵)江戸千家 正楽院茶道会
•薄茶(花月楼)江戸千家 本山宗晴
•薄茶(客間)表千家 木下美智子
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